中高生の皆さん、勉強は捗っていますか?
受験生は本番まで残り数ヶ月。
それ以外の皆さんも部活や遊びと勉強の両立に悩んでいるかもしれません。
「たくさん勉強しているのに全然成績があがらない…」という方、やみくもに勉強していませんか?
もちろん勉強時間も大事ですが、勉強効率を上げることも重要です!
そこで今回は、たった一年半で偏差値を52→72まであげ第一志望の高校に合格し、独学で国公立大学に合格した勉強法マニアの私が、成績アップに効果的な勉強法10選をお伝えします。
1.目標設定を明確にする
勉強を始める前に最も大切なのは、目標の設定です。
ところで皆さん、宿題を提出日ぎりぎりまで放置していたことはありませんか?
「今日は夏休み最終日、明日から学校か~鬱だな。あれ、英語と数学の宿題終わってない!!」
そんな状況に陥った時、あなたは今までにない集中力で宿題を終わらせた(もしくは答えを写した)のではないでしょうか。
ではなぜ、そんなに集中できたのでしょうか。
その理由は、「明日のHRまでに課題を終わらせる」という目標の存在にあります。
どうでしょうか。目標設定の大切さを、少しでも分かって頂けたら嬉しいです。
また、目標を設定する際に、注意すべきポイントは3つあります。
- 具体的かつ測定可能な目標を立てる
例:「テストで80点以上とる」「英単語を毎日30個覚える」 - 期限を設ける
例:「今月末までに青チャート1周終わらせる」「次の日曜日までに過去問3年分終わらせる」 - 目標を細分化する
この後解説します。
3. 目標を細分化する
目標をたてる時、数か月・数年単位の目標だと、なかなかモチベーションは続きません。
例えば、勉強時間で目標をたてた時、
「一年間で730時間以上勉強する!」
よりも
「1日2時間以上勉強する!」
のほうが1日のスケジュールが組みやすく、モチベーションもあがると思いませんか?
目標を立てる時には長期目標・中期目標・短期目標の3つは必ず設けるようにしましょう。
「今日の目標」も書いたほうが、一日の生産性がさらにあがります。
「絶対に第一志望に合格したい!」という人は合わせてやってみてください。
以下は目標のテンプレートです。
例を参考にしながら裏紙や手帳などに目標を書き、常に目標が視界に入るようにしましょう。
〈目標テンプレート例〉
長期目標 : 入試で全教科合計〇〇点とる
中期目標 : 次の模試の偏差値→英語:〇〇 / 数学:〇〇 / 国語:〇〇以上
短期目標 : 毎日英単語〇〇個、古文単語〇〇個、青チャート〇題解く
今日の目標: 朝の会までに、昨日の英単語の復習(1周)と、青チャート例題3つ終わらせる
2.時間管理を徹底する
勉強時間の管理は、効率的に学習を進めるために非常に重要です。
特に、学校生活や部活動が忙しい中高生にとって、時間管理は成果を上げるための鍵となります。
次の4つのステップを繰り返せば今よりも中身の濃い時間の使い方ができるでしょう。
- STEP1一日の勉強時間・タスクの確認
1でたてた目標から逆算してやるべきタスクを考えましょう。
一週間以内に勉強以外の予定がある場合は、その日分のタスクも割り振りましょう。 - STEP2一日の勉強スケジュールを立てる
朝に演習科目、夜に暗記科目をやるのがおすすめです(後述します)。
- STEP3時間になったらとりあえずはじめる
やる気がなくても、1問だけ解こうという気持ちで始めると、案外続きます。
- STEP4一日の振り返り
その日スケジュール通りに勉強できたかを振り返ります。
最初は上手くできなくて当たり前です。
計画をたてる(P) → 実行する(D) → 振り返る(C) → 改善する(A)
このPDCAサイクルを意識しながら時間管理マスター目指して頑張ってください👍
一日のスケジュール表を、私は今も毎日立てています。
時間とタスクを合わせて記入すると、一日の見通しが立ち、やるべきことが明らかになります。
人によりますが、スケジュール作成は5~10分で終わるので、スマホを見ている時間を少しだけスケジュール作成に充ててみましょう。
3.座って勉強しない
座って勉強していて、眠くなることはありませんか?
その原因の一つに酸素不足があります。
座ると運動量が低下し血流の流れも悪くなるため、脳に十分な酸素が送られず眠くなってしまうのです。
座ると眠くなるならどう勉強すればよいのでしょうか。
答えは単純。座らずに勉強すればよいのです。
実際に私が受験生時代から続けている方法を2つ紹介します。
1.歩きながら勉強する
特に学校や駅との往復時間に最適な勉強です。
歩きながら、耳から動画や音声を聴いたり、スマホや単語帳を用いて学習を行います。
外は色々な刺激で溢れているので、脳を常に覚醒させた状態で勉強することができます。
数学や物理などのアウトプット科目は不向きなので、英単語や用語の確認・リスニングなど机なしでもできる勉強におすすめです。
※集中しすぎると事故やトラブルに繋がるので、周りには常に注意を払ってください!
2.立ちながら勉強する
私のような座ると眠くなる人には、スタンディングデスクがオススメです。
スタンディングデスクを用いれば、高い集中力を維持しつつ、歩きながらではできない演習問題やプリント課題にも取り組むことができます。
また、高さの調節もできるため、その時の気分や体力に応じて高さを選ぶことができます。
私が受験生時代から使い続けているスタンディングデスクはこちらです。
2~3万が相場なのに対し、E-winのスタンディングデスクは13,500円と安く購入できます。
かれこれ4年使っていますが全く壊れていないため、耐久性も問題ないでしょう。
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4.何度も復習する
どれだけ新しいことを学んでも、復習を怠るとすぐに忘れてしまいます。
記憶を定着させるためには繰り返し復習をすることが不可欠です。
下の図をご覧ください。
右の図から分かるように、人はインプットした内容の74%を翌日までに忘れてしまいます。
ですが、定期的に復習することで長期的な記憶の定着が可能になります。
効果的な復習のタイミングは右の図を参照してください。
でもこんなに細かいルールを管理するのは難しいですよね。
そこで役立つアプリが「Anki」です。
エビングハウスの忘却曲線を基に、ちょうど忘れかけたタイミングで問題を出してくれます。
下にダウンロードリンクを貼っておきます。
Anki
Google Playストア:https://bit.ly/49PhasV
App Store:https://bit.ly/3ZM5X8X
※「Anki」はIOSだと有料になってしまうので、IOSの方は「reminDO」がおすすめです。
一部無料となっていますが、課金なしでも十分です.
reminDO
Google Playストア:https://bit.ly/3ZOGjjQ
App Store:https://bit.ly/3DcXp27
5.分からないことはその場で解決する
勉強中に「分からない問題」が出てきたとき、放置することは避けましょう。
分からないことを放置しても、どこかで必ず躓きます。
その場で聞くことが、結果的には一番早く解決できます。
疑問を解決する方法はいろいろあります。
目的によって、疑問を解決する方法を使い分けてみると良いかもしれませんね。
まとめ
いかがでしたか?
本記事では効果的な勉強法10選の前半部分を紹介させていただきました。
後半も近々出しますので、今回紹介した勉強法を実践しながらお待ちください!
このブログでは、これからも様々な勉強・教育に関する記事を載せていきますので、お楽しみに!!